まず「やめたいレベル」を3段階で見極める
「やめたい」と一口に言っても、強さはさまざま。専門家は、子どもの「やめたい」を3段階で見極めることを勧めています。
- レベル1: 軽い愚痴行けば楽しんでいる。一時的な気分やスランプのことが多く、見守りや声かけで持ち直します。
- レベル2: はっきり「やめたい」理由を丁寧に聞く段階。何が嫌なのかを問い詰めずに聞き出します。
- レベル3: 強い拒否・行きしぶり人間関係や指導との相性など、深刻な問題が隠れていることが多いサイン。やめる・変えるを真剣に検討すべき段階です。
「やめる」前に「教室を変える」を考える
見落とされがちですが重要なのが、「習い事そのもの」が嫌なのか「その教室・先生」が嫌なのかを切り分けること。先生が怖い、指導方針が合わない——こうした環境が原因のケースでやめてしまうと、本当は好きだったことまで手放すことになります。「同じ習い事でも教室を変えたら生き生き通い出した」という例は珍しくありません。
「やめグセがつく」は誤解
「すぐやめさせるとやめグセがつくのでは」と心配する声をよく聞きますが、専門家は「そんなことはない」と明言しています。むしろ合わないものを我慢して続ける方が、自己肯定感を下げることも。「飽きた」「他にやりたいことができた」は、視野が広がった成長のサインでもあります。大切なのは「次は何をやりたい?」と前向きに次につなげることです。
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「やめたい」と言われたら、まずすること
否定も説得もせず、まず理由をゆっくり聞くことです。「どうして?」と問い詰めるのではなく、「そうなんだ、何が一番いやかな?」と気持ちに寄り添うと、本当の理由が見えてきます。やめる場合も、月謝制なら退会の締め日を確認し、先生には感謝を伝えて円満に区切りましょう。
よくある質問
- 本人がやめたいと言うが、もったいない気がする
- 「お金を払ったから」という親側の都合で続けさせると、子どもは「親のために我慢している」と感じてしまうことも。費やした分を惜しむより、これからの時間を本人が前向きに使えるかで判断するのがおすすめです。
- 受験や部活で時間がなくなった場合は?
- 完全にやめる前に、回数を減らす・オンラインに切り替える・一時休会するなど「続け方を変える」選択肢もあります。完全にやめると再開のハードルが上がるので、休会できる教室なら活用を。
- 親が続けてほしいだけかもしれない
- 「もったいない」「せっかくここまで」という気持ちは、子どもの意思ではなく親の願望のことも。一度立ち止まって、誰のための継続かを考えてみると、判断がクリアになります。